【2024年春】予測不可能な結末!絶対読むべきミステリー小説3選

書評
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ミステリー小説の醍醐味といえば、「衝撃の結末」「予測不可能な展開」ですよね!
今回は、最後まで一気読みしてしまう、予測不可能な結末を迎えるミステリー小説を三作品、ご紹介します。

花束は毒 / 織守 きょうや

あらすじ

未来屋小説大賞受賞!
芳樹は憧れのかつての家庭教師・真壁が結婚を前に脅迫されていると知り探偵に調査を依頼するが――。完全に騙される傑作ミステリー。

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。調査を進めるにつれ、見えてきた真実。背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編!

予測不能ポイント

淡々と進む調査に少し飽きてきたタイミングで、徐々に明らかになる新事実。
読んでいる間、色々なパターンを考えましたが、真相は予測できませんでした。
たいていの方は騙されるのでは?

〇〇〇って、怖いですね・・・

あの日、君は何をした / まさきとしか

あらすじ

『完璧な母親』著者が放つ慟哭のミステリー。

北関東の前林市で平凡な主婦として幸せに暮らしていた水野いづみの生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていた大樹は、何をしようとしていたのか――。
15年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明に。無関心に見える妻の野々子に苛立ちながら、母親の智恵は、必死で辰彦を探し出そうとする。
刑事の三ッ矢と田所が捜査を進めるうちに、無関係に見える二つの事件をつなぐ鍵が明らかになる。
『完璧な母親』で最注目の著者が放つ、慟哭のミステリー。

予測不能ポイント

序盤で、三つほど事件が起こります。(内一つは、数ページ分の量しかないですが・・。)
途中までは、全くつながりが見えません。
自分を責め続けている母親の描写が悲しくて、あまり推理する余裕はなかったです。

最後の真相もやっぱり悲しかったです。救いがあったのかどうかは、ぜひ読んで確かめてください。

描写にリアリティがあって、読んでて涙がでました・・・

方舟 / 夕木春央

あらすじ

週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位!
MRC大賞2022第1位!

9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?

大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。

タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

予測不能ポイント

特殊な環境下での、本格ミステリーなのかと、読み進めていると、完全に騙されます。
やや状況説明が複雑で、頭の中で見取り図が出来上がらなかったのですが、そこを理解した上で読んでいたら、もっと衝撃があったかも。

最後の最後まで、ぜひ読んでいただきたい。誰も予想できない最後だと思います。

ミステリー小説はたくさん読んでいますが、マジで騙されました・・・

最後に

いかがでしたでしょうか?
読み応えのある三冊をチョイスしました。

ぜひ、真相を予測しながら読んでみてください。
そして、予測できない、どんでん返しの結末を楽しんでくださいね!

 

書評
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